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子育てがつらい・・・その背後には、〇〇○がいる?!

目次

子育てのつらさとは

毎日24時間、休みなく続く育児。

ワンオペだったり、パートナーとの問題を抱えていたりすると、育児は余計につらくなりますよね。

子どもは可愛いけれど、無性に逃げ出したくなる、消えてしまいたくなる、

そんな瞬間を感じることがあるかもしれません。

ちょっと美味しいものを口にする、一瞬でもホッとする、

何か自分にとって支えになることができれば、

少しでも誰かを頼って、時間作ることができれば、いいですよね。

けれど、本当にしんどい時は、ちょっとした行動ですら思いつかない、動けない、

そんな環境すら作り出せないこともあります。

そもそも、あなたが感じている「子育てがつらい」の中には何があるのか?

根本原因は何なのか。

赤ちゃんの部屋には、おばけがいる?!

1970年代に、アメリカの乳幼児精神科医の女性医師フライバーグという人が、

「赤ちゃん部屋のおばけ」について論文に書きました。

すべての赤ちゃん部屋にはおばけがいる。それは、両親の忘れ去れらた過去からやっていた訪問者であり、・・・招かれざる客でもある。・・・

おばけは、良好な状況下では、赤ちゃん部屋から消え去り、地中深くの住処に戻っていく・・・愛情の絆が強く安定している家族の中でさえ、油断した拍子に両親の過去からの侵入者が魔法の円(魔法使いが地面に描いた円で、その中では悪魔も魔力を失う)を突破することがある。

そして、両親とその子供は過去のある時間のある瞬間やある場面を、別の役で再演していることに気づくかもしれない。・・・

過去からの侵入者は、赤ちゃん部屋を住処とし、伝統と居住権を主張する。おばけたちは、2世代、またはそれ以上の世代にわたり洗礼の場に列してきた。誰からも招待されていないにもかかわらず、おばけは棲みつき、ぼろぼろの脚本で家族の悲劇を再演する。

引用:『母子臨床の精神力動』ジョーン・ラファエルーレフ編 木部則雄監訳

おばけって、どんなイメージがありますか。

絵本の定番『ねないこだれだ』のおばけとか・・・

ちょっと怖いけど、可愛い、子どもの食いつきは抜群っていう、それぐらいだったら微笑ましい。

けれど、この赤ちゃん部屋のおばけっていうのは、

過去に親が小さい頃から育てられてきた経験、

忘れてしまっている、あるいは、記憶がないくらいの頃に傷ついた体験などが、

心の奥深くに身体の記憶として、タイムカプセルのように残されていて、

赤ちゃんを育てる中で、知らず知らずに蘇ってくることを

おばけで現しています。

つまり、けっこう得体がしれないものです。

正体が不明なので、かなりやっかい・・・

どこでどう出てきているのかもわからない。

おばけとは、自分でも意識してこなかった、トラウマ体験とも言えます。

では、そのおばけは、どんな姿となって出てくるのでしょうか。

あなたの心身の状態に現れる

心と体は、繋がっています。

まず、あなたの体の状態はどんな風でしょうか。

痛みはありますか?

硬さや柔らかさ、動きやすさはどうでしょうか。

肩が張っている、腰痛が出ている、

よくわからない、何も感じないということもあるかもしれません。

なんらかの大きな不具合が起こっていれば、

そこには、なにがしかのメッセージが含まれている身体記憶が影響している可能性もあります。

身体記憶とは、つまり、あたまでは記憶していないところで、

感情や感覚といった、生の無意識の心の動きが、そのまま閉じ込められたりする。

育児がつらい、この問題をどうするのかといったときに、

子どもをどうコントロールするか、時間を作れるか、夫が、親が、お金が、仕事が、

といった自分の外側に視点がいきがちです。

けれど、大切なのは、あなた自身の、今の身体の状態はどうなっているのか、

何を訴えているのか、ここを見ていくことも大切になります。

そして、しっかりケアすることに繋げていきたい。

私は、子どもが幼い頃、とにかく身体を感じないようにしていました。

痛みがあっても、なにがどうなっていても、感じたりケアしたりができない。

整体で、すこし和らいだりするけれども、一瞬だけ。

だって、自分で自分のことを見つめたり認めたりするという視点が、ほぼ育っていませんでしたから。

放っておくと、身体の状態もどんどん悪化していっていました。

自分の身体をどのように扱うのか、というのは、

自分の育てられ方がモロに出てきます。

おばけ、無意識がダイレクトに出てくるところです。

子どもが小さい頃に、こんな視点を持っていたら、

もっと早く心身が改善していただろうにと思います。

この身体の状態は、あなたの考えや感情と太いパイプで繋がっています。

例えば、身体を感じないようにすると、

こんなにしんどいのは「〜のせいだ」「〜がないからだ」「とにかくがんばりつづけなきゃ」

などのぐるぐる思考が出てきたり、どつぼにはまってしまう。

あなたの心は今、どうでしょうか。

だれか、や、何か、の不足ばかりにいつも目がいっていませんか。

子どもにイライラばかり出てきませんか。

そうであれば、おばけが背後にいる確率大です。

パートナーとの問題に現れる

私たちは、自分の親から育てられた、そのやり方をだいたいの場合は引き継いでいます。

あなたは、どんな風に育てられましたか。

子どもの頃、どんなときにどんな声の調子で大人は私に声をかけてくれたのか、どんな語りかけをされてきたのか、

どんなふうに、タッチされ、ふれあいがあったのかなかったのか、

どんな私への眼差しが、その日々の暮らしにあったのか。

そこには、どんな価値観があったのか、どんな行動をとれば見てくれて褒めてくれたのか・・・

その小さな小さな、日々のいろんな大人からの、意識的な、そして無意識的な

言葉や行動や態度の膨大な積み重ねによって、

子どもの心は形づくられてきています。

そして、やがて、そこに「愛情」をどのように受け取るのか、どのように感じるのか、どのように与えるのか、

という誰かと関係を築いていくパターンも形作られて現れてきます。

表面的なお付き合いであれば、それほどこのパターンは出てこないかもしれない。

けれども、パートナーシップにおいては、かなり明るみに、ごまかしがきかない形で出てきます。

あなたのパートナーとの関係性は、今どうでしょうか。

落ち着いていられますか。少しは頼れますか。

パートナーに対するときの態度は、しっくりいっていますか。

もしそうでなければ、おばけに圧倒されている可能性も・・・

ゴーストバスター=心身を整えていく

私たちは、無意識という膨大なこれまでの記憶や感情や関係のパターンといったものが詰まっている、

大きなタンクのようなものを抱えながら、暮らしています。

大きなストレスがなく、身体もそこそこ健康なとき、

若くてまだまだ無理がきくよっていうようなときは、

そのタンクは静かに蓋がしまっていたりする。

けれど、例えば、育児のように、

様々な負担や大きなストレスが心身にのしかかっている状態のときには、

そのタンクの水が溢れたり、漏れ出したりしてきます。

まずは、その状態に気づいていくことが大事。

どうやったら気づくのでしょうか。

それには、自分の内側に意識を向けていくことが必要になってきます。

例えば、今少し、手をグーパーしてみてください。

手にどんな感覚が現れますか。

ちょっとした小さな積み重ねから、自分への気づきが深まっていきます。

それが、自分にちょうど良いやり方で、自分の心身を整える方法を見つける

入り口になっていきます。

気づくことができれば・・・

「どうすれば、私は少しホッとする?」

「私の体は、今何を必要としている?」

そんな風に語りかけてみてください。

頑張って無理に、環境や外側をコントロールし続けるのではなく、

自分の内側に少し目を向けて、そして、それを整えるために、外側に働きかけるという順番にすると、

うまくいきはじめます。

そして、心にも大きな負担がかかっている自分がいるということを知って、

ふとした瞬間に自分をねぎらってみてくださいね。

おばけをお宝にする

あなたが生きている、今ここの状態、

この「私」は、両親それぞれの遠いご先祖さまから途切れることなく受け継がれてきた、

様々な価値観や、心身のありようの最前線に立っています。

ずっと繋がってきているものがある。

けれども、それはたいていは意識をしませんし、うまくいっているときは、自分の中に統合されている。

でも、何かにつまづいた時、行き詰まった時、うまくいっていないとき、

あなたが今生きている「現実」とあまりにもそれらが馴染まなくなってしまったときに、

見直してみるということが必要になってきます。

逆にいうと、見直してみてね、という心のサインとも言えるかもしれない。

例えば、子どもは、テーマパークとかにある巨大迷路が大好きだったりする。

やっぱり、人ってそもそも冒険したくなる存在なのかなとも思わされたりするけれど。

それで、もしあなたが迷路に迷い込んでしまったときには、どうしますかね。

ちょっと高台に登ってみると、視点が変わって、あーこう行けばいいのかとわかる。

一回岐路に戻ってみて、別の道を行ってみる。

そんな試みが必要になる。

心も一緒で、そのまま突き進んでもうまくいかない。

サインを受け取らないで無視し続けると、どんどんとその馴染まなさや、ズレが大きくなってしまう。

ちゃんと、怖がらずにサインを受け取っていく、立ち止まってみる。

それが、長い目でみると、唯一無二の私を生きていくというゴールに繋がっていくのだと思います。

あなたの心の中の親は、どんな言葉を、語りかけてきますか。

そして、その言葉にどんなふうに反応している、あなたの心の中の子どもがいるでしょうか。

そんな風に、あなたの心の中にある、親や子どもに出会ってみる。

全部ではなくても、少しでも紐解いてみることで、

今の自分の立ち位置がわかり、また前に進んでいけるヒントが見つかる。

そうしていると、おばけの輪郭や正体がわかって、

圧倒されることが減っていきます。

子育てがつらい、だからこそ、

紐解いていったときに見つかった、他の誰でもない自分というお宝に出会えた時に、

子どもたちの成長と一緒に、その自分というお宝を磨いていくことができる、

そんな自分自身の成長の楽しみが増えるのではないかと思います。

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