
溝端 伸枝(みぞはた のぶえ)
1979年生まれ。臨床心理士・公認心理師
大学院修了後、精神科クリニックでの勤務を経て、
公的機関、民間相談機関などで被虐待児の心理療法、思春期や青年期、成人の方の心理療法を経験してきました。
大学学生相談室のカウンセラーや、小中学校でのスクールカウンセラーも経験してきています。
精神分析理論に基づいた、人格形成のメカニズムや対人関係や親子関係の理解をベースに、
ソマティック心理学の視点を取り入れ、
関係性、感情、イメージ、身体感覚、思考、行動を柔軟に扱っていく
統合的なカウンセリング・心理療法を届けています。
職歴・トレーニング歴
- 2003年〜2008年 精神科・心療内科クリニック(大峯会 高山診療所)
- 2007年〜 民間相談機関(谷町こどもセンター・関西心理センター)
- 2016年〜大学学生相談のカウンセラー・小中学校でのスクールカウンセラー
- 2008年〜2021年 精神分析的心理療法のトレーニング(個人スーパーヴィジョン、グループスーパーヴィジョン、乳児観察、個人セラピー、学会発表等)
- 2022年〜 ソマティック心理学(ポリヴェーガル理論等)や、パーツ心理学をベースにしたトラウマセラピー等の総合トレーニング(山口修喜氏主催)
History
がむしゃらに頑張って生きた20〜30代。
出産や子育てをきっかけに、自分の生きづらさに直面しました。
対話のセラピーで心の課題に向き合う中で、
親との関係、そしてそこに絡む信仰の問題を解きほぐしていくと、
アイデンティティが揺らぎ、ますます苦しさが増していきました。
そんなときに出会ったのが、身体感覚に寄り添うソマティックセラピーです。
安心して身体に目を向けることで、自分をじっくり味わい、ありのままの感情を認めることができる──
その体験は、私を一気に楽にしてくれました。
この経験と、心理士としての長年の臨床経験を生かし、生きづらさを抱える方のお役に立ちたい。
そんな願いから、カウンセリングルーム cocorowing を立ち上げました。
cocorowing という名前には、“心に翼を(wing)”と、“今ここから、漕ぎ出す(rowing)”の
両方の意味を込めています。
出会った方が、心に自由を取り戻し、自分の力で人生の航海を漕ぎ出していけるように。
そのための、内なる力を一緒に育て、支えていくー
そんな、カウンセリング・セラピーを届けていきたいと思っています。